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【悩みは自分で作っている】「3秒で人生が楽になる 悟りの法則」読んでみた

読書
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この本は

 いつも○○が言う事を聞いてくれない… 

 何でこんなに人生上手くいかないんだろう… 

と悩みが尽きない方に読んで欲しい1冊です。

たまたま目に入ったのですが、「3秒で」という部分と表紙の優しい顔にひかれました。(笑)

本について

作家であり講演会も多くされている小林正観せいかんさんという方の本です。

小林正観さんは2011年にご逝去されていますが、奥様の久恵さんが経営されている株式会社SKPさんより毎年本が出版されています。

当時からそれほどたくさんの方が小林さんの言葉に助けられているという事ですね。凄い…

今回の本は2018年に出版されているものでした。

こちらの本は第1章から第5章で構成されており、『悩みなく、楽しく人生を過ごすための59の法則』が書かれています。

難しい言葉が少なく、講演会に参加された方と小林さんとの会話などもあったため、とても読みやすい本でした。

行の間も広いので、本に読み慣れていない私でも読みやすかったです。

悩みが尽きない方へ

本の中で私が特に印象に残った2つの内容と感想はこちら。

「ストレス」を無くす方法はこれ

悩みは誰かに与えられているのではなく、自分で作り出しているという話です。

「ストレス」が生まれる原因は「悩み・苦しみ」。(中略)「悩み・苦しみ」をどうしたら持たずにいられるのか。「思いどおりにしたい」という思いを持つことをやめること。これだけです。

第二章 p80

世の中には、自分の思いどおりになることは、一つもありません

第二章 p85

人間関係においては、こう思うと本当に楽になると思います。

私も知らぬ間に人に対して『諦める』ようになってから、とても楽になりました。

てとさん
てとさん

自分が相手の人生観を大きく変えるほどの影響力を持っているとも思わない。

その人にはその人の大事なものがあるから納得してもらえなくてもしょうがないかなー

という気持ちです。

人は変えられないから自分が関わりたいと思うような人と関われば良いし、無理に自分の価値観を理解してもらおうとしなくてもよくなるんですよね…。

最近悩んでばかりだ、という方はいつも凄く頑張っているんだと思います

力を抜いて1度物事に対して諦めてみると楽になれますよ。

人は気付かない内に「五戒」を口にしている

五戒ごかいとは「仏教で在家信者が守らねばならない戒」として唱えられている5つのものです。

作者である小林正観さんは、次の5つを五戒として唱えています。

五戒
  • 不平不満
  • 愚痴
  • 泣き言
  • 悪口
  • 文句

これら五戒を全く口にしない事で、自分の人格を向上させる。周りの環境も一変していく。と本では書かれています。

ただ、この五戒を全く口にしていないと自負している人でも、知らない内に言っているということはよくあるようです。

例えばこちら。

質問というのは99%否定をするためにあります。質問という形をとって否定しているのです。

第二章 p100
てとさん
てとさん

 冬は何でこんなに寒いんでしょうか? 

普通の質問にも見えますが、この質問には寒さが嫌いだ(文句)という気持ちが含まれています。

(単なる疑問の場合ももちろんあると思います)

このように無意識に発する言葉でも、五戒に繋がるような言葉を発しているかもしれません。

五戒を言わない方が良いという理由としては、

「自分は恵まれている」と話している方が関わりたいと思って貰える。そしてその様な人こそ幸せだと思って過ごしている人に囲まれた生活を送ることが出来る。(類は友を呼ぶ)』

からだと感じました。

先程の例で言うと、寒くなってきた日に

 あ゛ぁぁぁ寒すぎるんだけどぉぉ!! 

と言っているような人より、

 空気がすっきりしていて清々しい♪ 

と言っている人の方が良いですよね、というイメージなのかなと思います。

このように、自分の人格や周りの環境を良くしていくためには、自分が意識していない所で五戒に繋がるような言葉を発していないか意識してみる事が重要だと感じました。

まずは自分の言葉を認識し、発する言葉を変えてみる。

自分が発する言葉で自分の悩みは消していけるのかもしれません。

さいごに

今回は自身が最も印象に残った2つを紹介しましたが、この他にも心を軽くするような言葉や考え方がたくさん書かれていました。

文章自体も読みやすかったので、本をあまり読まない人にもおすすめです。

力を抜いて楽しく生活が出来る知恵として気になる方は是非!

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