熊本県には、便利な市電があります。
市電には種類がありますが、私は通常の市電しか乗ったことがありませんでした。
ある時、黒っぽい綺麗な市電を発見。それがcocoroという市電でした。
え!あれに乗ってみたい!!
今回、やっと乗ることができたため記事にまとめました。
以上の方に、ぜひ参考になると嬉しいです(´-`*)
「cocoro」とは?
2014年10月3日から運行が実施されている超低床電車の1種です。
「COCORO」(こころ)は、
- 子供から高齢者までさまざまな乗客を迎える「思いやり」
- 熊本市を訪れる観光客への「おもてなしの心」
を表して命名されたそうです。
外観は、黒い車体に金色の文字。豪華そうでおしゃれな雰囲気があります。
料金は他の市電と同じく、
大人(中学生以上)170円、小人(小学生以下)90円です。
いつ運行している?
運行時間は決まっているため、調べてみましょう。
いつ・どの駅から出発するかを調べるために、熊本市交通局のHPにある『路線図』から出発電停名を選択します。(リンクは熊本市交通局のHPです)
※熊本市交通局のホームページに、時刻検索というページもあります。
こちらでの検索では、市電がくる時間は分かりますが、cocoroかどうかは分かりません。
すると、以下のようなページとなります。乗車する曜日と向かう方面を選択します。
こちらの時刻表で、「◎」、「△」のマークがついたものがcocoroです。
運行本数は1日に約4本ですが、cocoroが来ない電停もあるため必ず確認しましょう。
これでcocoroが来る時間はバッチリ分かります。
チャギントンラッピング電車運行中は、cocoroが運行しない??
現在、特別電車としてチャギントンラッピング電車が運行されています。(2021年12月17日~)
それに伴い、現在は時刻表にcocoroが記載されていません。
cocoroって今は運転していないの…??
熊本市交通局に確認したところ、この期間もcocoroは運行しているとのことでした!
しかし、日によって運行時間が異なっているそうです。
熊本市交通局に乗る日にちを伝えると、cocoroの運行時間を教えてくれますよ。
(熊本市交通局 運行管理課 電話:096-361-5244)
cocoro体験記
平日正午に、A系統(健軍~熊本駅前)で利用しました。
市電がきたら、ICカードをかざして乗車します。
(現金の場合は降りる時に運賃を払うため、特にすることはありません。)
2両編成で、正面には運転手さん、中央には車掌さんがいます。
そのため、乗降は正面と中央の2か所どちらでも可能です。
cocoroは超低床電車のため、入り口の大きな階段がありません。
名前の由来通り、高齢者の方でも乗り降りしやすい高さです。
車内は清潔感があります。また、明るい色の床・天井やライトが使用されています。
乗った人も明るい気持ちになるような雰囲気。他の市電と比べると、圧倒的に明るさが違います。
座席に敷かれている座布団(?)は思ったより固めでした。ですが、板の冷たさを軽減してくれます。
座席には「テーブルがある」という情報を見ましたが、乗った車両にはありませんでした。
某ウイルスのせいかも…??
座席の正面との間は、電車よりは狭いです。
真正面で向かい合うと足が当たりそうな距離なので、お互いに少し横にずれた状態で座りました。
また、座席の幅は、1人で座るには十分な幅です。手荷物がある方は、体の横に置けて便利です。
2人では密着しないと座れません…。
窓ガラスは高さがあり、開放感があります。
流れていく風景を見るだけでも楽しめます。
「通町筋」-「熊本城・市役所前」間では、窓から熊本城が綺麗に見えますよ♪
楽しく乗車できました。念願叶って嬉しかったです!
さいごに:cocoroの時間は、路線図で確認しよう
今回熊本市電の1つである、cocoroに乗りました。
cocoroがいつ運行しているかは、熊本市交通局のHPの『路線図』から確認してください。
実際に乗車してみて、雰囲気が良いなと思い、とてもワクワクして乗ることができました。
気になっている方は、ぜひ乗ってみてください(´-`*)
運行時間が決まっているため、確実に乗りたい方は時間の事前確認をお忘れなく!
コメント