この記事は、本格的に仕事を決めたいわけではなく、実績を作りたいと思っている方にむけて作成しています。
職業相談って簡単らしいけど、何話したらいいか分からない…
ハローワークの人に「こんなこと質問しにきたの?」とか思われたくない…
初めてハローワークに行く時は、不安な気持ちがでてきますよね。
しかし、事前に職業相談の質問を考えておくことで、相談に行くハードルは低くなります。
私も無職になって2か月が経ったころ、職業相談に行きました。行く前はとても緊張します。
そんな中、実際に行ってみると、
希望業種を迷っていて…
という質問にも、ハローワークの方が親身になって一緒に考えてくれ、実績にすることができました。
この記事では、私が実際に職業相談へ行った経験を基にしています。
これから職業相談に行く方が安心して職業相談に向かえるよう、情報をまとめました。
- どんなささいなことでも、相談することで実績が作れる
- 職業相談の1回目は、仕事探しの基本的なことを聞くことがおすすめ
実績作りには「職業相談」が取り組みやすい
実績として認められるものは、いくつか種類があります。
- ハローワークが行う職業相談、職業紹介、初回講習(雇用保険説明会)、セミナーの参加
- 求人への応募(求人者との面接、応募書類の送付、筆記試験の受験など)
- 民間職業紹介事業者や労働者派遣事業者が行う職業相談、職業紹介
- 公的機関等が行う企業説明会等への参加、職業相談
- 再就職に資する国家試験、検定等の資格試験の受験
実際に仕事への応募を考えていない時は、ハローワークでの職業相談が一番取り組みやすいため、おすすめです。
①その日に実績となる
②選考辞退などもしなくてよいため、企業に迷惑がかからない
この2つの理由から、取り組みやすいと言えます。
失業手当を貰うためには、前回の認定日から次の認定日の前日までに2回の実績が必要です。
※給付制限が3か月の場合は3回必要
職業訓練相談でも実績になる
職業訓練の相談も実績となります。
職業訓練とは、ハローワークで紹介されている、資格やスキルを習得するための制度です。
授業料は無料です。(テキスト代・資格の受験代は必要)
- 取りたい資格、スキルがある
- 失業手当を貰いながら勉強したい
- どのような職業訓練が行われているか気になる
これらに当てはまる場合は、職業訓練についての相談をしてみましょう。
職業訓練について相談したら、必ず受けなければならない、ということはありません。
少しでも気になった場合には、話を聞いてみましょう。
私は、簿記の資格が取りたくて職業訓練相談にも行きました!
職業訓練については、こちらの記事にまとめています。
職業相談に行くメリット・デメリット
職業相談のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
- 書類の準備が必要ない
- 最短5分ほどで終わる
- 親身に相談に乗ってくれることが多い
書類の準備が必要ない
履歴書などの書類の準備が不必要で、会社へ応募せずとも実績になります。
そのため、一番手軽に実績を作ることができる方法です。
もし、認定日の前日時点で実績が足りなくても間に合います。
最短5分ほどで終わる
早いと5分ほどで相談が終わります。
相談内容の結論は、その場で出さなくても大丈夫です。
ハローワークの方に持ち帰って検討しますと伝えることで終了します。
親身に相談に乗ってくれることが多い
ハローワークの職員さんは、話をよく聞いてくれる方が多いです。
細かな対応は人によりますが、安心して職業相談ができると思って大丈夫ですよ。
デメリット
- ハローワークが遠いと、行くまでに時間がかかる
- 待ち時間が長いときがある
ハローワークが遠いと、行くまでに時間がかかる
住んでいる場所からハローワークが遠い方は、移動に時間がかかります。
職業相談は管轄の(失業認定を行っている)ハローワークでなくても大丈夫です。なるべく近いハローワークを調べてみましょう。
わかものハローワーク、マザーズハローワークという施設でも職業相談ができますよ。
待ち時間が長いときがある
職業相談は、順番に呼ばれるため待ち時間があります。
待ち時間は、ハローワークの場所や曜日・時間によって大きく変わります。
事前に空いている時間を調べておくか、時間に余裕をもっていくことをおすすめします。
【質問例あり】事前に質問は考えておく
ハローワークの方への相談内容は、必ず考えておきましょう。
事前に考えておくことで、スムーズに職業相談が進みます。
- 土地勘がなく交通の便がよく分からないのですが、家から○分以内で行ける範囲は大体どこまでですか?
- 最近の有効求人倍率は上がっていますか?(就職しやすくなっていますか?)
- ○○の業界が気になっているのですが、求人情報は最近増えていますか?
- ○○の業界が気になっているのですが、必要な資格はありますか?
- ○○の資格を持っているのですが、活かせる職種はありますか?
- 未経験でもチャレンジ出来る職種はありますか?
- 職務経歴書の書き方を教えてください。
- ハローワークのパソコンの使い方が分かりません。条件検索などどのようにしたらいいですか?
気になる求人票があれば、採用状況などを聞くこともできますよ。
応募しない場合は、持ち帰って検討しますと伝えましょう。
必要なもの:雇用保険受給資格者証のみ
雇用保険受給資格者証があれば、他に必要なものはありません。
職業相談終了後、雇用保険受給資格者証にハンコを押してもらえます。
このハンコが求職活動を行った証拠になります。
実際にハローワークで話したこと
具体的に就きたい仕事が定まっていなかった私は、希望職種の考え方について相談しました。
本日はどうされました?
えっと、今希望している職種を広げた方がいいのか迷っているという相談なんですが…
職種についてですね。
今はどんな職をお探しですか?
今は事務職です。
でも、他も興味があって軸が決まりません。
どの職種が良いか、どう考えたらいいですか…?
このような質問にも、深掘りや仕事に対する話をしてくれました。
- なぜ、前職を辞めようと思ったのか?
- なぜ、前職を希望して就職したのか?
- 今、一番優先したい条件は何か?(通勤距離・給与・仕事内容など)
- 仕事でのストレス対処法について
- 前職での違和感は、無駄にはなりませんよ
30分ほど話し、自分の価値観について考え直す機会にもなりました。
話が終わった後、受給資格者認定者書証の裏にハンコを押してもらえます。
質問を考えておくことで、職業相談は問題なく終えられるので安心してくださいね。
まとめ:実績作りには、職業相談が一番行いやすい
様々な求職活動のうち、ハローワークでの職業相談は1番取り組みやすいです。
あらかじめ質問したいことを1つ決め、雇用保険受給資格者証を持ってハローワークに行きましょう。
認定日の前日までに、2回の求職活動が必要です。
失業手当を受給するために、忘れずに行いましょう。
ハローワークには、親身になって話してくれる方が多いです。
安心してハンコを頂きに行ってくださいね。
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