この記事は退社し、失業手当の申請を行いたい人に向けて作成しています。
会社を退職して心配になるのは生活費ですよね。
退職した人が生活に困らないよう、国から「失業手当」を貰うことができます。
しかし、失業手当を貰うためには、ハローワークでの手続きが必要となります。
ハローワークに行く人
窓口がたくさんあるんだけど、どこに行けばいいの?
初めてだと、ハローワークに行ってどうしたら良いのかや持ち物などが分かりにくいですよね。
そんな方に向けて、自分の体験を基に情報をまとめました。
- 必要な物は6つ
- 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
- マイナンバーが確認できる書類
- 本人確認書類(マイナンバーカードがある人は不要)
- 証明写真 2枚
- 印鑑
- 本人名義の通帳又はキャッシュカード
- 総合窓口に行き、「失業保険の手続きをしたい」と伝えましょう
ハローワークとは
ハローワーク(正式名称:公共職業安定所)は、厚生労働省が管轄する国の機関です。
厚生労働省のホームページにはこのように記載されています。
民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担っています。また、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html
簡単に言うと、『仕事をしていない人を支援しますよ!』という場所です。
失業手当の申請(雇用保険)や、お仕事の紹介を受けることができます。
ハローワークの開庁時間
ハローワークの開庁時間、開庁曜日はこちらです。
時間:8:30~17:15(平日)
※年末年始休業は12/29~1/4
失業手当の申請を行う方は、この時間内に行きましょう。
ちなみに職業相談であれば、夜間や土曜日にも利用できるハローワークもあります。
職業相談とは、ハローワークで仕事についての相談をすることです。
職業相談で話せる内容や詳しい流れについては、こちらの記事にまとめています。
各ハローワークの開庁時間や場所は、厚生労働省のホームページで調べることができます。
(厚生労働省『全国のハローワークの所在案内』)
服装は私服でOK
ハローワークに行く時は、私服でOKです。
Tシャツ・短パン・作業着・スーツ…色んな服装の方がいます。
時間には余裕をもって行く
余裕を持って2時間はみておくと安心です。
水曜日の午前で、1時間半ほどかかりました…
混んでいたため、待ち時間が長かったです。
待ち時間は時期や時間、天候、地域によって左右されます。時間には余裕を持って行きましょう。
開庁時間は17:15までなので、15時までにハローワークに行くと余裕を持って手続きができます。
【失業手当】手続きに必要なものは?
手続きに必要なものは、以下の6点です。
- 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
- マイナンバーが確認できる書類
- 本人確認書類(マイナンバーカードがある人は不要)
- 証明写真 2枚
- 印鑑
- 本人名義の通帳又はキャッシュカード
雇用保険被保険者離職票(-1、2)
退社日から約10日~2週間ほどで送られてくる書類です。
最終出勤日や退社日には貰えず、後日会社より送られてきます。
失業手当の申請を行いたい人は、この書類が届いてからハローワークに行きましょう。
マイナンバーが確認できる書類
以下のいずれか1種類が必要です。
- マイナンバーカード
- 通知カード
- 個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)
通知カードの住所は、現住所と違っていても問題ありませんでした。
本人確認書類(マイナンバーカードがある人は不要)
以下に示される本人確認書類が必要です。
ただし、マイナンバーカードがある方は必要ありません。マイナンバーカードで本人確認ができます。
(1)がある方は内1種類、(1)が無い方は(2)より2種類
- (1)運転免許証、運転経歴証明書、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
- (2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書、年金手帳など(コピー不可)
証明写真 2枚
必要な証明写真は【正面上半身、縦3.0cm×横2.4cm、2枚】です。
1枚は<雇用保険被保険者離職票-2>の左下に貼りましょう。もう1枚はそのまま持参でOKです。
もし忘れていても後日持ってきてください、という事で手続きは進められるようです。
印鑑
認印でOKです。シャチハタはNGです。
本人名義の通帳又はキャッシュカード
失業手当を振り込んでもらいたい口座の通帳かキャッシュカードを持参してください。
一部振り込めない銀行もあるので、ハローワークの方へ相談してみてください。
ゆうちょ銀行・楽天銀行・東京スター銀行は可能です。
ハローワーク初日の流れ
- ステップ①まずは総合窓口へ
「失業手当の申請をしたいです」と伝えてください。
雇用保険被保険者離職票(-1、2)を提示するため、準備しておきましょう。
- ステップ②雇用保険担当窓口で手続きを行う
離職票の内容や今の状況についての確認を行います。
失業手当を貰える条件に当てはまれば、必要な手続きを進めていきます。
- ステップ③求職申込書の記入
- ステップ④ハローワークの方と面談
求職申込書の記載内容に間違いがないかを確認します。
1:まずは総合窓口へ
初めて行く際には【総合窓口】へ向かいましょう。
そこで「今回が初めての利用で、失業手当の申請をしたい」と伝えましょう。
その場で、雇用保険被保険者離職票(-1、2) の確認があります。
確認が終わると、雇用保険担当の窓口へ向かうよう案内してくれます。
2:雇用保険担当窓口に向かう
窓口の案内に従い、順番を待ちます。
自分の番が来たら、ハローワークの職員の方の案内に従います。
用意していた書類の確認や、申請に必要な書類の作成を進めていきます。
また、『雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり』という冊子を貰います。
何週間か後に出席しなければならない『雇用保険説明会』で必要です。
それまで無くさないように保管してください。
失業手当の手続きについては、以上で終了です。
3:求職申込書の記入
再度総合窓口に戻り、求職申込書の記入を行います。
そしてその求職申込書に書かれた内容を、ハローワークが登録します。
登録することでハローワーク経由で企業への応募や、求人検索ができるようになります。
希望職種など、いきなり書くのが難しい部分もあります。
1度目を通し、事前に考えておくとスムーズに書くことができますよ。
4:ハローワークの職員さんとの面談
求職申込書を提出した後、職業相談窓口へ案内されます。
順番を待った後に、ハローワークの方と面談を行います。
面談といっても、
- 求職申込書の内容確認
- ハローワークインターネットサービスの使い方について
などの話でした。
名前や住所に間違いはありませんか?
希望している職種は他にもありますか?
軽い雑談みたいなものだったので、準備することは特にありません。
最後に『ハローワーク受付表』を受け取り、終了です。
ハローワーク受付表は、雇用保険説明会までにハローワークを利用する場合に必要ですが、急いでお仕事を探していない限りは使う事はありません…。
この日の手続きは以上です。
まとめ:事前に持ち物を揃え、相談窓口へ向かいましょう
- 手続きの時間は2時間みておくと安心
- 失業手当の申請は、行ったその日に完了する
- 求職申込書は事前に目を通し、内容を少し考えておく
初めて行く時には緊張したり、不安もあると思いますが、基本はハローワークの方が案内をしてくれるので安心して向かってくださいね◎
次は1~3週間後にある『雇用保険説明会』です!
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